労働新聞が2月28日に報じた公共交通機関内部の消毒作業(労働新聞HPより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
労働新聞が2月28日に報じた公共交通機関内部の消毒作業(労働新聞HPより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は19日、新型コロナウイルスの感染防止のための公共交通手段の利用指針を示した。

 列車やバス、タクシーの乗務員はマスクを着用していない乗客の搭乗を拒否する。長距離バスの場合は乗客の体温を測定し、37度以上の発熱が確認されれば搭乗を認めない。

 乗客は消毒液で手を消毒しなければならず、乗務員は医療用のマスクと手袋を着用する。

 運行を終えた後は消毒剤で運転席や手すり、椅子などを拭く。

 北朝鮮は新型コロナウイルスの感染者が発生していないと主張している。だが、労働新聞は農業省や商業省など中央機関が「隔離場所」に必要な食料を調達していると伝えており、感染が疑われる患者はいるとみられる。


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