韓国外務次官、米ビーガン氏と電話会談＝出入国強化など新型コロナ対応を説明

韓国外交部（外務省に相当）チョ・セヨン第1次官が17日午前、ビーガン米国務省副長官と電話会談し、新型コロナウイルス関連の動向や対応策について議論した。

　外交部によるとチョ次官は最近、韓国の新型コロナの新たな感染者が減少傾向を見せているが緊張を緩めず、追加的な地域社会感染、海外からの流入遮断などに向けて、出入国時の検疫を強化するなど積極的な態勢を整えていると説明した。

　続けて新型コロナ危機克服に向けた国際的協力次元で、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が提案したG20（主要20か国・地域）特別テレビ首脳会議の開催と関連し、米国の協力を要請した。

　ビーガン副長官は、韓国の強力かつ透明性のある対応が新型コロナウイルスの感染拡大防止で成果を挙げているとして信頼を表明した。さらに新型コロナ対応に関して、韓国の情報共有に謝意を示し、今後も効果的な対応のために緊密な疎通と協力を持続していく考えを示した。