新型コロナが発生する中、米中の正面衝突が中断し雰囲気が改善され得ると思われたが、両国はお互いを挑発、非難し、その溝が深まっている現状である(提供:news1)
新型コロナが発生する中、米中の正面衝突が中断し雰囲気が改善され得ると思われたが、両国はお互いを挑発、非難し、その溝が深まっている現状である(提供:news1)
中国から始まり全世界に拡散している新型コロナウイルス感染症の事態により、米国と中国の争いがおさまることのできる機会となったのではとされてきたが、再び衝突する危険度が高まったと15日、香港の英字新聞が伝えた。

ウイルス発生前の米中は、貿易戦争、南シナ海問題、ファーウェイなど、多くの問題によって対立していた。

しかし、新型コロナが発生する中、米中の正面衝突が中断し雰囲気が改善され得ると思われたが、両国はお互いを挑発、非難し、その溝が深まっている現状である。

米国は1月23日、中国武漢が封鎖された後、数百人の市民たちを武漢から最も早く退避させ、その後、米国務省は中国に対し渡航禁止令を発令した。

これに対して中国の王毅国務委員兼外相などは、米国を非難していた。当時中国は、米国が政治的な意図でこのような措置をとり、不必要な恐怖をいだかせたと非難した。

先日、マイク・ポンペオ米国国務長官は世界保健機構(WHO)の反対にも、新型コロナを“武漢ウイルス”と呼び、中国がこれに反発していた。

また中国では、趙立堅報道官が何の証拠もなしに、米軍が中国武漢に新型コロナを感染させたかもしれないと主張したりもした。

オックスフォード大学の中国センターの研究員は「新型コロナ事態以降、米中の関係がよくなることを期待するのは善良な考えだが、しかしそれは非現実的である」と語った。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0