2月号では1年5か月ぶりに「経済全般に改善の流れがある」との表現を用いていたが、削除された。
主要指標を見ると、2月の消費関連の速報値に新型コロナウイルスの影響がはっきりと表れている。
百貨店とディスカウントストアの売上高はそれぞれ前年同月比30.6%減、19.6%減となった。一方、人との接触が少ないインターネット通販の売上高は27.4%増加した。クレジットカード使用額も6.5%増えた。
韓国を訪れた中国人観光客は76.1%減少した。乗用車の国内販売台数は24.6%減り、1月(15.7%減)より減少幅がさらに拡大した。
経済状況に対する消費者の心理を総合的に示す消費者心理指数(CSI)は96.9だった。基準値の100を下回り、景気を楽観的に見る人よりも悲観的に見る人の方が多いことを示している。
製造業の景況判断指数(BSI)は65で前月より11ポイント落ち込んだ。
1月の全産業の生産は前月比0.1%増加した。設備投資は6.6%減、建設投資は3.3%増となった。
2月の輸出は、操業日数が増えた影響で前年同月比4.5%増加したが、1日当たりの平均輸出額は18億3000万ドル(約1921億円)で2億5000万ドル減少した。
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