会見する権副本部長(資料写真)=(聯合ニュース)
会見する権副本部長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央防疫対策本部の権ジュン郁(クォン・ジュンウク)副本部長は12日の定例会見で、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスについてパンデミック(世界的な大流行)の状況にあると表明したことに関連し、国内での市中感染の抑え込みと外国からのウイルス流入の抑止を並行する現行の対応路線を維持するものの、「国内外の状況変化に応じて対応戦略を強化していく」との方針を示した。  権氏はあわせて、同日午前に韓国、中国、日本の疾病管理機関がテレビ会議を行い、新型コロナウイルスの感染の状況などに関する情報を共有したと明らかにした。 韓中日の3カ国は流行の規模や経路が似ているとし、中国を通じて確認したところ、中国で発生した2次感染のうち家族の感染が65~75%を占めており、中国の特殊性を考慮するとしても家族が濃厚接触者の中で最も感染しやすい集団と判断されると説明した。
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