11日、産業通商資源部(経済産業省に相当)によると、日韓の通商当局は前日午前10時からこの日深夜1時50分まで約16時間にわたり、政府ソウル庁舎別館13階に総合状況室に設置されたテレビ会議場で第8回日韓輸出管理政策対話をおこなった。
会議の議題で両国の輸出管理制度のアップデート、輸出管理問題の情報交換などが取り上げられたが、韓国が要求した「輸出規制以前の状況への原状回復」に対する結論は出すことができなかった。
産業通商資源部は「両国の輸出管理や技術移転管理が効率的に行われるよう、協力を強化していかなければならないということで意見を共にした」とし、「最近の国際安保環境を考慮して、各国の責任と裁量をもとに両国の輸出管理の実効性を持続的に強化する必要があるとの意見が一致した」と明らかにした。
続けて「これまで輸出当局が議論してきた両国の懸案解決に寄与するための対話や疎通を持続していくことで合意した」と付け加えた。
日韓の通商当局は今後準備会議を通じて、両国が合意した日に韓国で第9回輸出管理政策対話を開催する方針だ。
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