3日に亀尾事業場を視察したサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(中央左、同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
3日に亀尾事業場を視察したサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(中央左、同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は6日、南東部の慶尚北道亀尾市の事業場で生産している高級スマートフォン(スマホ)の一部を一時的にベトナムで生産すると発表した。同社は新型コロナウイルスの感染者が出た亀尾事業場を閉鎖中。同事業場からは6人の感染者が出ている。 同事業場で生産していた新型フラッグシップススマホの「ギャラクシーS20」シリーズや「ギャラクシーノート10」を全てベトナムで生産し、国内で販売することになる。ベトナム工場は月に約20万台を生産するとされる。ベトナムでつくられた製品は認証などの手続きを経て今月下旬から国内の消費者に販売される。 サムスンの関係者は「生産拠点の多角化により国内の消費者に安定的に製品を供給するための一時的な措置」と説明した上で、新型コロナウイルス問題が沈静化すれば海外に移した生産を再び亀尾事業場に戻す計画だとした。
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