弾道ミサイルの探知と追跡に特化したアメリカ空軍偵察機RC-135Sコブラボールが28日、日本に到着した(提供:news1)
弾道ミサイルの探知と追跡に特化したアメリカ空軍偵察機RC-135Sコブラボールが28日、日本に到着した(提供:news1)
弾道ミサイルの探知と追跡に特化したアメリカ空軍偵察機RC-135Sコブラボールが28日、日本に到着した。

 1日、軍用機の追跡を専門とするツイッターアカウントCivMilAirによると、コブラボールが27日、アメリカ本土を出発し28日午後、日本の横田空軍基地に着陸した後、すぐに沖縄の嘉手納アメリカ空軍基地に向かったとしている。

 コブラボールは世界で3機しかなく、遠距離で弾道ミサイルの軌道を追跡する役割を果たす。これまでにもアメリカ軍は、昨年末にコブラボール2機を朝鮮半島に送り、北朝鮮の動きを監視している。

 これとともに最近、朝鮮半島上空にはRC-135Wリベットジョイントとクレイジーホークなど、別のアメリカ軍偵察機も投入されている。

 また、先月末から朝鮮半島中部において上空で旋回飛行をしていた不明の飛行体も2月28日と29日の深夜に忠清南道天安と泰安、平沢などの空を飛行する姿が観測され、北朝鮮がこれに関連した特別な動きに出ているのではないかと考えられている。

 一方、北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は先月28日、金正恩北朝鮮国務委員長が人民軍部隊の合同打撃訓練を指導した事実を報道した。

 今回の訓練は、前線部隊と東部地区防衛部隊の機動と火力打撃能力を判定し、軍種(軍別)合同打撃の指揮を熟練することを目的に行われた。前線部隊と東部地区防御部隊、海軍、航空軍および反航空軍が参加した。

 訓練は標的にした島を爆撃する方法で行われ、金委員長は訓練後に大きな満足感を示したと新聞は伝えた。
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