新型コロナウイルスの拡散傾向が続き、韓国から到着する外国人の入国を制限する国が増加している(提供:news1)
新型コロナウイルスの拡散傾向が続き、韓国から到着する外国人の入国を制限する国が増加している(提供:news1)
新型コロナウイルスの拡散傾向が続き、韓国から到着する外国人の入国を制限する国が増加している。

 29日、外交部(日本の外務省に相当)在外国民安全課によると、同日午後6時基準で韓国を訪問した者の入国を制限する国と地域は76か所まで増えた。

 韓国訪問者に対する入国禁止の措置を取っている国は、マレーシア、モンゴル、ベトナム、シンガポール、日本、フィリピン、香港、レバノン、サウジアラビア、ヨルダン、イラク、イスラエル、クウェート、ジャマイカ、モーリシャスなど、34か所にのぼる。

 ベトナムの場合、同日午前0時からビザのない韓国人に対して、一時的な入国禁止措置の決定を下した。それまでは大邱、慶尚北道を出発あるいは経由した韓国人の入国を禁止し、韓国の他の地域から出発した場合は、到着日から14日の自宅隔離などの措置を取っていた。

 韓国から到着する乗客に対し、検疫を強化したり、隔離措置を取る国も増えている。入国制限をする国や地域は、中国、台湾、マカオ、インド、タイ、ブルガリア、セルビア、イギリス、ウズベキスタン、カザフスタン、オマーン、カタール、エチオピア、ウガンダ、ケニア、チュニジア、メキシコ、エクアドル、コロンビア、パナマ、パラグアイなど42か所にのぼる。

 中国の場合、地域政府の主導により入国審査を強化している。広東省、山東省、上海市、天津市など11か所がこれに該当すると外交部は伝えた。

 また、ウズベキスタンは、3月1日から韓国訪問後に入国した外国人(自国民も含む)に対し、14日間別の指定された場所で隔離すると発表している。

 外交部は昨日(28日)、韓国の国民に対し、入国制限措置を実施している国や地域に対する訪問計画を再検討し、延期することを勧告する渡航注意情報を海外安全旅行ホームページに掲載した。
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