太永浩氏(資料写真)=(聯合ニュース)
太永浩氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党だった「自由韓国党」を中心に保守系3党が合流した「未来統合党」が27日、4月の総選挙でソウル市と京畿道のそれぞれ七つの小選挙区に出馬する党公認候補を明らかにした。元北朝鮮駐英公使で2016年に韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)氏はソウル・江南甲区に立候補する。北朝鮮脱出住民(脱北者)または亡命者の小選挙区出馬は初。

 同党公薦管理委員会の金炯オ(キム・ヒョンオ)委員長が会見を開き、公認審査結果を発表した。党最高委員会の議決を残すだけで、事実上の確定となる。

 太氏は、党内選挙を経ず、当選が有力な候補者を党公認とする「戦略公薦(優先推薦)」となった。ソウル・江南甲区は未来統合党が議席をもち、現職議員は別の選挙区からの出馬を宣言している。


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