体温の測定するソウル市長パク・ウォンスン(朴元淳)氏の写真が韓国で話題である。
体温の測定するソウル市長パク・ウォンスン(朴元淳)氏の写真が韓国で話題である。
韓国で新型コロナウイルス感染が急増している中、一枚の写真が韓国で話題だ。

写真の主人公はソウル市長であるパク・ウォンスン(朴元淳)氏。

マスコミの前で体温をチェックする光景だが、写真の中の実物と液晶画面の中の姿があまりにも違うことが話題の理由。

おそらく、髪の毛の一部はカツラやウイッグのようなものであろうと思われるとのことだ。

彼の経歴は多彩だ。“韓国の東大”と言われるソウル大学に在学中、学生運動に参加した。緊急措置違反で拘束されると、当時としては当然なことで、ソウル大学から除籍された経歴を持つ人物だ。

その後、別の大学を卒業し、司法試験に合格した。この時、司法研修院で今は韓国大統領になったムン・ジェイン(文在寅)氏と同期になった。

以降、検事になったが、6か月でやめて弁護士に転身。韓国の市民運動の代表格「参与連帯」の設立に関わった。また、財閥に対する社会貢献を求める活動として「希望製作所」、「美しい財団」などを設立し、人権弁護士としての業績も多数残した。

2011年にはソウルの民選市長になり、現在第3期の任期中である。次期大統領選挙に出馬するとの噂もあるほど、幅広い人気を誇っている。
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