出廷する李被告(奥)と弁護人(資料写真)=(聯合ニュース)
出廷する李被告(奥)と弁護人(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国元大統領、李明博(イ・ミョンバク)被告が、横領や収賄などの罪で懲役計17年などとしたソウル高裁の判決を不服として、大法院(最高裁)に上告したことが24日、分かった。 李被告の弁護人は、「今回の(二審)判決に失望したが、法で定められた手続きであるため、最後に大法院に上告して争ってみるという趣旨」と説明した。 また詳しい上告の理由は今後、書面を通じて裁判所に提出するとし、大法院で李被告の無罪を主張するとの立場を明らかにした。 弁護人は「被告人側は一貫して原審が認めた事実を全て否認しており、全面無罪を主張している。そのため、(懲役の長短などの)量刑に対しての立場は全く考慮していない」と話した。 19日の控訴審で高裁は李被告に対し、懲役計17年(求刑同計23年)、罰金130億ウォン(約12億円)などの判決を言い渡した。同被告は健康状態の悪化などを理由に昨年3月に保釈されたが、裁判所が保釈許可を取り消したため再び収監された。
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