仁川空港で離陸を準備している第3便=11日、仁川(聯合ニュース)
仁川空港で離陸を準備している第3便=11日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・湖北省武漢市とその周辺地域に滞在する韓国人と中国籍の家族らを帰国させるためのチャーター機第3便が11日夜、仁川国際空港を出発した。韓国人と中国籍の家族ら約170人を乗せて12日午前に金浦空港に到着する予定だ。 チャーター機には約170人が搭乗するとみられる。帰国後は政府が臨時施設に指定したソウル近郊の京畿道・利川にある合同軍事大国防語学院で14日間隔離される。 韓国政府は先月30、31両日にチャーター機2便を派遣し、武漢などに在住する韓国人計701人を帰国させた。 当時、中国政府は韓国人の中国籍家族の搭乗を許可しなかったが、今回は韓国国籍者の配偶者と両親、子どもの搭乗が認められた。 外交部によると、第3便で韓国に入る中国国籍者は約70人だが、家族関係を証明できる書類がない人もいて、全員が搭乗できるかどうかは不透明だ。
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