青瓦台で開かれた首席秘書官・補佐官会議で、映画「パラサイト 半地下の家族」のアカデミー賞受賞を祝い拍手する文大統領(左から2人目)と出席者=10日、ソウル(聯合ニュース)
青瓦台で開かれた首席秘書官・補佐官会議で、映画「パラサイト 半地下の家族」のアカデミー賞受賞を祝い拍手する文大統領(左から2人目)と出席者=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」(以下、パラサイト)が10日(日本時間)、米ロサンゼルスで行われた第92回米アカデミー賞授賞式で作品賞など4冠を達成したことに対し、韓国青瓦台(大統領府)も拍手を送った。 同日午後に青瓦台で開かれた首席秘書官・補佐官会議では、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が冒頭で「パラサイト」のアカデミー賞受賞に触れ、「拍手をしながら始めましょうか」と述べると、出席者が一斉に拍手し、会議が始まった。 文大統領は、昨年5月に「パラサイト」がカンヌ国際映画祭で韓国人監督の作品としては初めて最高賞のパルムドールを受賞したときにはSNS(交流サイト)に「韓流文化の地位が一層高まった。ポン監督の映画はわれわれの日常から出発しその日常の躍動性や大切さをみせてくれる」と祝賀メッセージを投稿した。 また、先月ソウルで開かれた文化芸術人新年あいさつ会では、「パラサイト」が韓国作品初の米ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞したことについて「カンヌ国際映画祭パルムドール受賞に続き、韓国映画(の歴史)100年の底力を見せる快挙だ」と称賛した。 「パラサイト」は英語以外の外国語の映画として初めてアカデミー賞作品賞を受賞する快挙を成し遂げた。作品賞のほか、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)にも輝いた。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 0