仁川国際空港で4日、中国から入国した中国人が検疫確認証を見せている=(聯合ニュース)
仁川国際空港で4日、中国から入国した中国人が検疫確認証を見せている=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、韓国の法務部は9日、危険地域からの外国人の入国を防ぐために実施している措置のため、現地空港での航空券発券の段階で約500人の入国が拒否されたと明らかにした。国内空港の入国審査で入国が拒否されたケースはないという。 韓国は4日から過去2週間以内に新型コロナウイルスが発生した湖北省を訪問した外国人の入国を禁止している。同省が発給した旅券を所持した中国人の入国も禁じている。 入国制限は航空券発券時に過去2週間以内に湖北省を訪問したかどうかを質問し、入国段階では健康状態質問書の提出を受け、感染の可能性が疑われれば入国を禁じる。入国後も健康状態質問書の内容などが虚偽だったことが確認されれば、強制退去や入国禁止の措置を取る。 同部によると、4日以降、中国人の入国者数は約33%減少した。
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