キ・ソンヨン、Kリーグ復帰か… FCソウル側「対話を続けている」

プレミアリーグ・ニューカッスルと契約が終了したキ・ソンヨン（31）の韓国Kリーグ復帰の可能性がみえている。

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　FCソウルでプロデビューしたキ・ソンヨンだが、全北現代への移籍が有力との報道もでている。

　全北との交渉が進んでいるとの報道により、ソウルに対するサポーターの非難が高まっている。キ・ソンヨンとソウルは特別な縁があるためだ。オーストラリア留学を終えたキ・ソンヨンは2006年、ソウルに入団。2007年、シェノル・ギュネシュ 監督就任と共に、出場機会を得たキ・ソンヨンは、2008年からソウルの主力選手として活躍した。その後、2009年までソウルで計80試合に出場、8ゴール－12アシストを記録したが、それ以上に、単純に記録だけではなくソウルの中心選手として成長。イ・チョンヨンと共に”サンヨン”と呼ばれ、ソウルのアイコンとなった。

　2010年、キ・ソンヨンはセルティックへの移籍で欧州生活をスタート。その後、スウォンジー・シティ－サンダーランド－ニューカッスルなどで活躍した。

　5日、FCソウルの関係者は「これまでキ・ソンヨンとは縁を続けてきた。国内に復帰するならば、キ・ソンヨンは無条件に、ソウルに戻ってくるだろうというのがクラブ側の立場」とし、「複数のルートを通して、対話を続けている。しかし、具体的な提案はない。現在、ニューカッスルを離れたキ・ソンヨンと直接的な交渉はしていない。公式的なオファーがないことは事実」と説明。

　また「我々も、キ・ソンヨンを獲得するという立場に変わりはない。常に我々は、キ・ソンヨンが韓国に復帰するならば（ソウルに）来るだろうと当然のように考えている」と明かした。