北朝鮮は1月28日に緊急防疫体制への転換を宣言した。平壌から地方に至るまで、疫学と実験、消毒部門の対応組織を構成して常時待機している。感染の疑いがある患者が見つかればすぐに検査できるよう、全国的な検体輸送体制と検査施設も整えた。
朝鮮労働党機関紙の労働新聞はこの日も複数の記事で、各国の感染状況を詳しく報じた。北朝鮮では熱やせきなどの症状がある患者を探し出したり、隔離された場所に食料や医薬品などを準備したりしているという。感染が疑われる患者に隔離措置が取られているもようだ。
一方、保健省の局長は2日、朝鮮中央テレビのインタビューに対し、「現在わが国で新型コロナウイルスによる感染症は発生していない」と述べた。
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