韓国の1月の輸出額は433億5000万ドルで、前年同月比6.1%減少した(コラージュ)=(聯合ニュース)
韓国の1月の輸出額は433億5000万ドルで、前年同月比6.1%減少した(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部が発表した1月の輸出額(通関ベース)は433億5000万ドル(約4兆7000億円)で、前年同月比6.1%減少し、2018年12月以降、14カ月連続のマイナスとなった。旧正月(今年は1月25日)連休のため昨年1月に比べ操業日数が2.5日少なかったことが輸出額減少に影響した。 操業日数の影響を除いた1日平均輸出額は4.8%増の20億2000万ドルで、14カ月ぶりに増加した。 1月の輸入額は前年同月比5.3%減の427億3000万ドル。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6億2000万ドルの黒字だった。黒字は96カ月連続。 新型コロナウイルスによる肺炎の影響はほぼないが、感染拡大が長期化した場合は中国向け輸出に支障が出ると懸念される。春節(旧正月)以降の経済活動が本格的に再開される2月から韓国の輸出に否定的な影響を与える可能性がある。 日本の対韓輸出規制が続く中、1月の日本への輸出は6.4%、日本からの輸入は21.9%それぞれ減少した。対日貿易赤字は7億2000万ドルで、2001年6月以来の低水準となった。輸出規制後、韓国内で生産に支障が生じた産業はない。 昨年12月の韓国の対日輸出の減少率(マイナス5.6%)より日本の対韓輸出の減少率(マイナス16.2%)が大きく、輸出規制は韓国より日本に与える影響が大きいとみられる。
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