今月22日、記者会見を開いて国会議員総選挙への出馬を宣言するパク氏(中央)=(聯合ニュース)
今月22日、記者会見を開いて国会議員総選挙への出馬を宣言するパク氏(中央)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2014年12月、米ニューヨークの空港で大韓航空機に搭乗した趙顕娥(チョ・ヒョンア)同社副社長(当時)が客室乗務員のナッツの出し方に激怒し、滑走路に向かっていた機体を引き返させた、いわゆる「ナッツ・リターン」事件の当時に客室サービス責任者だった大韓航空職員連帯支部長のパク・チャンジン氏が31日、4月の国会議員総選挙に出馬するため同社に辞表を提出した。  パク氏はこの日、フェイスブックで「私はきょう大韓航空を去る」とし、「人生の半分をささげた組織での時間を正式に終える」と明らかにした。 また「労働を装ったパワハラに耐えれば個人の幸せが保証されると考える純粋だった青年時代から、14年に(ニューヨークの)JFK空港に一人残された時から始まった約5年間の闘争の日々まで、大韓航空は私の人生のよりどころだった」と振り返った。 1996年に同社に入社したパク氏は、14年の事件の後に労災を認められて休職したが、16年5月に復職する過程で人事上の不利益を被ったとして、会社などを相手取り訴訟を起こした。 17年には進歩(革新)系野党「正義党」に入党し、昨年9月に同党国民労働組合特別委員長に就任。今月22日に同党から比例代表候補として出馬すると宣言した。
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