韓国で新型コロナウイルスの感染が確認された患者は計11人になった(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国で新型コロナウイルスの感染が確認された患者は計11人になった(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、韓国の中央防疫対策本部は31日、新たに4人の感染を確認したと発表した。韓国で確認された患者は計11人に増えた。 累計8人目となる患者は武漢を訪問してから23日に帰国した60代女性。30日夜に感染が確認された7人目の患者と同じ旅客機で、23日夜に入国した。9~11人目の患者については情報を確認中だ。 また、30日に感染が確認された5人目の患者は武漢に出張し、24日に帰国していた。帰国時には感染が疑われる症状がなかったが、26日から体のだるさが出た。 これまでに家族など10人の接触者が確認され、接触者の1人である知人が検査で陽性となった。追加調査が進んでいる。 6人目の患者は、武漢在住で20日に帰国した3人目の患者と接触して2次感染した。いずれも50代の韓国人男性で、ソウル・江南で22日に食事を共にしていた。 現時点で、6人目の患者と接触した人は8人と把握されており、全員が調査を受けた。家族2人が検査で陽性となり、追加調査が行われている。家族内での感染が確認されれば、韓国で初の3次感染となる。
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