新型肺炎、韓国で新たに4人の感染確認＝感染者11人に

31日午前、7番目の新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）感染者（28、男）が発生したのに続き、午後に新たに4人の感染者が発生した。

　チョン・ウンギョン疾病管理本部長は31日、会見を開き「8番目の患者は61歳の韓国人女性で、中国・武漢を訪問してから23日、帰国した」とし「現在、病院に隔離され、追加調査が行われ次第、結果を公開する」と述べた。

　残りの追加感染者3人中1人は5番目の患者（33、男）と接触した知人で、この日午後、ウイルス検査で「陽性」判定を受けて、追加調査が行われている。

　5番目の患者は業務のため武漢市を訪問後、24日に帰国した。帰国当時は症状がなかったが、26日午後から風邪の症状が出たことが確認された。5番目の患者と接触者は現在まで家族など10人と確認され自宅待機しており、詳しい調査が行われている。

　別の追加感染者は6番目の患者（55、男）と接触した家族2人。6番目の患者は3番目の患者からの“2次感染”であったため、彼ら家族は“3次感染”となる。

　6番目の患者と接触した人は現在まで家族など2人が確認され自宅待機となった。移動経路や追加接触者などについて調査が行われている。