29日に韓国・仁川空港で整備中のチャーター機=(聯合ニュース)
29日に韓国・仁川空港で整備中のチャーター機=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・湖北省武漢市に滞在する韓国人を帰国させるために韓国政府が派遣するチャーター機の出発がややずれ込み、30日夜になる見通しだ。また、予定していた2機ではなく、1機に減る可能性もある。

 政府は30、31の両日にチャーター機2機ずつを武漢に派遣し、約700人の韓国人を退避させる計画だった。

 これに関し韓国外交部当局者は30日、日程に変更が生じたと明らかにしながら、「変更後のスケジュール通りに国民ができるだけ早期に帰国できるよう、中国政府と協議している」と説明した。午前10時と正午に韓国の仁川空港から各1機のチャーター機を派遣予定だったが、この当局者は「今晩出発する可能性が高い」と述べた。

 また、政府はチャーター機を2機ではなく、1機に減らす方向で計画を見直しているようだ。座席の間隔を取らずに詰めて座れば、1機で問題ないと判断したとされる。

チャーター機の運航スケジュールが変更される=(聯合ニュース)[



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