青いグラフが文大統領の支持率、赤いグラフが不支持率(リアルメーター提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
青いグラフが文大統領の支持率、赤いグラフが不支持率(リアルメーター提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが16日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、前週に比べ3.7ポイント低い45.1%だった。不支持率は4.7ポイント上がり51.2%と、8週ぶりに50%を上回った。再び不支持率が支持率を超え、その開きは6.1ポイントとなった。

 調査は13~15日に全国の有権者(19歳以上)1506人を対象に実施された。

 リアルメーターは今回の調査期間中に、文大統領側近のチョ国(チョ・グク)前法務部長官の家族に対する捜査過程での人権侵害調査を求める国民請願に関連して青瓦台(大統領府)が国家人権委員会に公文を送っていたことが明らかになったほか、文大統領の年頭記者会見を巡る論争や検察と警察の捜査権を調整する法案の国会通過、保守系政党の統合協議開始などがあったと指摘した。

 政党支持率は与党「共に民主党」が37.0%で、前週から4.1ポイント下落した。保守系最大野党「自由韓国党」は1.1ポイント上昇の32.4%。今回から調査対象に含まれた新党「新しい保守党」は5.3%で3位に登場した。統合をにらんだ協議に入った自由韓国党と新しい保守党の支持率の合計は37.7%で、共に民主党を上回る。

 このほか、「正義党」が4.8%、「正しい未来党」が3.7%、「民主平和党」が2.2%、「ウリ共和党」が1.5%だった。


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