英国国内の安保問題を担当する諜報部の責任者が英国内の次世代移動通信(5G)網の建設にファーウェイの技術を採択する可能性があるという立場を明かした。彼はファーウェイを採択しても米国との情報共有関係が打撃を受けると考える理由はないと語った。

12日(現地時間)英国の新聞は、アンドリュー・パーカー英国機密情報部(MI5)長官が「英国、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの間での情報パートナーシップはどの時よりも強固である」と語ったと伝えた。

彼は「米国と英国のパートナーシップはとても親密で信頼できる」としながらも「2方向の道である(two-way street)」と付け加え、独自的な道を行く可能性を示唆した。

英国政府がファーウェイ採択を強行する場合、英国が情報関係で損害を被ると思うかという質問に「危険であると思わない。そのように考える理由はない」と答えた。

アンドリュー長官のこの発言は、英国の携帯電話網においてファーウェイを排除させるために米国から国家経済会議と国家安全保障局の関係者たちにより構成された代表団が、英国の高官たちを相手に最後のロビーをするためにロンドンに到着する前日に出されたものである。

米国はその間、英国がファーウェイの技術を使用するなら米国との情報共有ができなくなる可能性があると圧力を加えてきた。

しかし、この新聞メディアは、英国政府と業界でファーウェイの装備がネットワークの一部の非核心部分にその使用が許可されるという期待が高まっていると分析している。

アンドリュー長官は、安保の憂慮が常にある決定を支配し指示してはならないとしながら「より重要なことは、より大きな中での競争と主権的選択である」と語った。
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