米国務省「北、GDP対比軍備支出は世界1位」＝米マスコミ

北朝鮮の国内総生産（GDP）対比の軍備支出の割合と、人口対比の軍人の割合が世界1位であると米国国務省の報告書を引用して米国のマスコミが4日報道した。

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米国務省が去る2日発表した“2019世界軍備支出・武器移転”報告書によると、北朝鮮はGDPの23.3%を軍備に支出し、オーマンの12.4%、イスラエル9.4%より高い世界1位を記録した。米国は年平均4.2%で16位である。

北朝鮮は全体の人口から軍人が占める割合も世界で最も高かった。

北朝鮮の軍人の数は116万人で、203万人の中国、141万人のインド、137万人の米国につづく4位となった。

特に北朝鮮は全体の人口2460万人に対し、軍人が占める割合が年平均4.7%で、世界1位となった。また、全体の人口に対する労働人口は1560万人で、年平均63.5%として世界4位を記録した。

北朝鮮全体の輸出の中で武器部門の割合は3.4%、武器輸入部門の割合は1.9%となった。

ある研究所は、この資料を通して金正恩（キム・ジョンウン）北朝鮮国務委員長が“核-経済並進路線を推進していた時期にもかなりの財源を軍備に投資していたと推定されると語った。