金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長は、去る12月28日から31日まで朝鮮労働党中央委員会総会を主宰した(提供:news1)
金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長は、去る12月28日から31日まで朝鮮労働党中央委員会総会を主宰した(提供:news1)
中国官営のメディアは3日(現地時間)、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が最近新たな戦略武器開発を続けていくと宣言したことについて「米朝対話の膠着状態打開のために米国に圧力をかけようとする目的である」と解釈している。

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この日、中国官営のメディアは、北朝鮮政権の朝鮮労働党総会での今年の対内外の政策と軍事方針の基調を説明した。

このメディアは、北朝鮮が経済と安保の並進を協議し、戦略武器開発を続けていくとしたことに言及し「これは北朝鮮が国内外の厳重な状況に対応し決定した重大な戦略調整として、米国に圧力をかけ米朝対話の膠着状態を打開しようとする目的がある」と主張した。

加えて、米国が対北朝鮮敵対視政策を根本的に変えなければならず、米朝協議は成果なく終わり国際社会の制裁が続き、北朝鮮をひどく失望させたと非難した。

またこのメディアは、北朝鮮が去る年末を非核化協議の“デッドライン”と定めたが、米国が依然として満足するだけの解決法を提示できずにいる中「今回の(労働党)総会で北朝鮮は対内的に経済と軍事に集中し、対外的には(米国に)圧力をかけて協議を進展させることに方向を転換した」と分析している。

さらに「去る2年間、朝鮮半島情勢は全般的に平和と安定に向かっているとして、全ての当事国が協議の進展を期待している」、「しかし幾度の首脳会談と実務者協議にも(米朝)両国側が突破口を見つけられずにいる」とみている。

続けて「いまや北朝鮮が軍事的強化を願っていることを宣言したので、米韓両国は合同軍事演習と新武器公開などを通して対応する可能性が高まった」とし「今年の朝鮮半島の不確実性が大きくなると示唆する」と加えた。
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