北朝鮮は食糧不足にあえいでおり、国際社会の支援が欠かせない(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
北朝鮮は食糧不足にあえいでおり、国際社会の支援が欠かせない(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】国連人道問題調整事務所(OCHA)が30日(現地時間)にホームページに掲載した北朝鮮支援に関する資料によると、2019年の国別の支援額で韓国は900万ドル(約9億7800万円)と最も多かった。 韓国は国連世界食糧計画(WFP)の事業に550万ドル、国連児童基金(ユニセフ)の事業に350万ドルを拠出した。 今年1年間の国際社会全体の北朝鮮支援額は3829万5877ドルで、前年(3816万1347ドル)と同程度。韓国をはじめ、スイス(863万ドル)、スウェーデン(512万ドル)、ロシア(400万ドル)、カナダ(151万ドル)、ノルウェー(146万ドル)、ドイツ(124万ドル)など11カ国が人道的支援を行った。 一方、韓国統一部は22日に「人道的な対北支援事業および協力事業の処理に関する規定」を告示し、地方自治体が北朝鮮支援の事業者として活動できる道を開いた。また、同部の金錬鉄(キム・ヨンチョル)長官は26日に記者団との懇談会で、北朝鮮への人道的支援と交流・協力の活性化、国際機関を通じた北朝鮮支援の協力に言及した。
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