韓国　けさのニュース（１２月３１日）

◇北朝鮮が党中央委総会３日目　金正恩氏「攻勢的な軍事措置」報告　北朝鮮の朝鮮中央通信は３１日、朝鮮労働党の中央委員会総会の３日目が３０日に開かれ、自主権や安全を保障するための「攻勢的」な政治・外交・軍事的措置を議論したと報じた。金正恩（キム・ジョンウン）党委員長が１日目と２日目に続き、報告を行ったという。また、総会は続くとしており、３１日も総会が開かれることを明らかにした。◇全国的に寒い大みそか　ソウルは氷点下９．５度　３１日は全国的に晴れ、全羅道の西海岸と済州島は朝まで雲が多く、雪が降る見通しだ。午前９時までの予想積雪量は済州島の山間部と鬱陵島、独島で１～５センチ、全羅道の西海岸で１センチ前後の予報。午前５時現在の気温はソウルで氷点下９．５度、仁川で氷点下９．０度、水原で氷点下８．７度などで、最高気温は氷点下４度～４度と予想される。◇サムスン電子の李健熙会長　保有株式価値１位　企業評価サイトのＣＥＯスコアによると、韓国上場企業の株式を保有する個人２万２３２７人の３０日現在の株式評価額を調査した結果、１位は１７兆６２１３億ウォン（約１兆６５６０億円）を保有するサムスン電子の李健熙（イ・ゴンヒ）会長だった。今年保有株式の評価額が最も増加した個人の１位も李会長で、１月２日の１３兆５７９２億ウォンから４兆４２２億ウォン増加した。李会長の妻の洪羅喜（ホン・ラヒ）前サムスン美術館館長と息子の李在鎔（イ・ジェヨン）サムスン電子副会長も増加幅で２位と４位に入った。◇清掃作業員が人気職業に　競争率２０倍超の自治体も　地方自治体が募集する環境美化員（清掃作業員）の志願者が増えている。今年採用を行った仁川市西区では５名の募集に１１４人が志願し、２３倍の競争率を記録した。このうち２０～３０代の志願者は５６人（４９．１%）を占めた。同市南洞区の場合、初年度の年俸は夜勤・休日勤務手当、名節休暇手当などを含め４５００万～５０００万ウォン程度で、毎年昇給もある。各地方自治体は、ここ数年続く若者の就職難を受け、環境美化員に対する社会的認識が変化し、若者層を中心に志願者が増加していると分析した。