韓国副首相「来年の韓国経済、景気回復のモメンタムの機会を持てるだろう」

韓国の洪楠基（ホン・ナムギ）経済副首相兼企画財政部長官は27日「来年は韓国経済が回復の流れの中で、景気上昇のモメンタムの機会を持つことができるだろう」と話した。

洪副首相は同日、ソウル中区大韓商工会議所で開かれた「2020年の経済政策方向に企業家懇談会」での冒頭発言を通じて「全般的に、グローバル経済が今年より良くなるとみられる」と明らかにした。

洪副首相は来年の経済環境について「グローバル成長と国際交易の回復、半導体の業況の改善、米中貿易摩擦1段階の合意などは機会要因だが、グローバル不確実性の存在、国内建設投資の調整局面、規制の壁などはリスク要因として作用し得る」と診断した。

また「機会要因は最大限生かし、リスクは徹底的に管理し、来年の景気回復のモメンタムをしっかりと整えることが何より必要だ」と強調した。