金正日総書記の命日に錦繍山太陽宮殿を参拝した金正恩委員長(中央)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
金正日総書記の命日に錦繍山太陽宮殿を参拝した金正恩委員長(中央)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝したと報じた。この日は父、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去8年となる日で、錦繍山太陽宮殿には金総書記と金日成(キム・イルソン)主席の遺体が安置されている。

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 中央通信によると、金委員長は金主席と金総書記の立像に敬意を表し、献花した。参拝には崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長(国務委員会第1副委員長)、朴奉珠(パク・ボンジュ)党副委員長、金在龍(キム・ジェリョン)首相をはじめとする党中央委員会政治局のメンバーが同行した。

 同通信の報道内容は昨年と一昨年の金総書記の命日と大きく変わるところはない。北朝鮮が米国との交渉期限と区切った年末が近づいているが、米朝関係に関する言及や金委員長のメッセージもなかった。

 金総書記の死去から今年で8年と、北朝鮮が重視する5年ごとの節目の年にはあたっていないことから、平壌での中央追悼大会といった行事は開かれない見通しだ。


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