職員に暴言などの容疑“ナッツ姫”&“水かけ姫”母、「ストレスによる偶発的な行動」(提供:news1)
職員に暴言などの容疑“ナッツ姫”&“水かけ姫”母、「ストレスによる偶発的な行動」(提供:news1)
運転手と警備員に常習的に暴言や暴行をはたらいた容疑で裁判にうつされた韓進グループの故趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長の妻イ・ミョンヒ元一宇財団理事長が初公判で、事実関係を認めながらも「常習暴行とみるのは難しい」と主張した。

ソウル中央地裁で16日に行われた裁判でイ元理事長側の弁護人は「同事件の暴行は常習性がなく、暴行に使用された品物が刑法上、危険な物なのか疑わしい」とし、法理的な問題を争うと述べた。

イ元理事長は、ソウル鍾路区の道路で車に品物を載せなかったという理由で、運転手の足を蹴り、全治2週間の怪我を負わせたことが調査された。

また、ソウル鍾路区の自宅で出入り門の管理を怠ったとの理由で警備員にはさみを投げて、仁川ハイアットホテルの工事現場で造園設計業者に暴行をはたらき、工事資材を足で蹴飛ばした疑いもある。

これと関連し弁護人は「公訴事実に対するイ元理事長の基本立場はすべて認めるという趣旨」とし、「イ元理事長は基本的に自分に非常に厳しく、一緒に働く側にも正確さを求めているが、仕事ができなければ怒る性格」と説明。

続けて「このような態度は、全体的に未熟さからきていると思い、反省している」と述べた。

ただし、暴行が“常習的”だったという検察の主張については事実と異なると反論。イ元理事長は同種の前科がなく、犯行が長期間にわたり行われたが、間欠的に発生したと主張した。

動機に関しては、犯行が集中的に起こった2011年下半期から2014年上半期は、イ元理事長が平倉洞の自宅工事、故チョ会長の平昌五輪誘致活動内助などストレスが多かった時期だという点を強調。

弁護人は「偶発的にこのような行動に出たと思うが、裁判所が一度調べてほしい」とし「一般の暴行より事案が軽く、瞬間的に怒りを我慢できずに起こった」と主張した。

また、職員に向かって投げた植木鉢や棒、鉄製の電気ばさみなどが危険な物ではないとも主張。また、イ元理事長が本を投げつけて負った目の負傷や棒を投げつけてできた額のこぶ・あざ、靴を投げつけて負った胸の負傷は「傷害」ではないと主張した。


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