ハリー・ハリス駐韓米国大使 (提供:news1)
ハリー・ハリス駐韓米国大使 (提供:news1)
北朝鮮のメディアは13日、ハリー・ハリス駐韓米国大使の“従北左派”発言について、総督に例えて非難した。

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この北朝鮮の対外メディアはこの日“怒りを起こさせる悪辣な強盗のような行為”というタイトルの記事で「韓国駐在の米国大使というのは、韓国を隷属の罠に縛り付けて、政治・経済・軍事・文化など、全ての面で米国の利益に徹底的に服従するよう監視し統制する、事実上の現地総督だ」と非難した。

ハリス大使は去る9月、“大韓民国未来革新フォーラム”所属の与野党議員9人を米国大使館邸に招き、「文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領が従北左派に囲まれているという報道があるがどう思うか」と発言した。

このメディアは「ハリス大使の今回の発言は、韓国を単なる植民地として韓国当局を彼らの下人としか見ない、米国の傲慢で無礼な態度をそのまま表したものだ」とし「このような米国が怖くて韓国当局は南北宣言の履行に一歩も踏み出せずにいる、また大きなことを言っていた日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定も結局延長せずにはいられなかった」と皮肉った。

また「悲劇は、このような屈辱と侮辱を受けながらも、米国には抗議のひとつも言えず窮屈にしている韓国当局の卑屈な姿勢だ」とし「親米屈従意識に囚われ、民族自主の道に入ることのできないかぎり、このような屈従と恥辱の歴史は続くだろう」と非難した。
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