孫鶴圭氏(左)と邱国洪氏(正しい未来党提供)=9日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
孫鶴圭氏(左)と邱国洪氏(正しい未来党提供)=9日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】近く離任する邱国洪駐韓中国大使は9日、韓国野党第2党「正しい未来党」の孫鶴圭(ソン・ハクギュ)代表と非公開で会談し、習近平国家主席が国賓として韓国を訪問するまでに、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備問題や、中距離ミサイルの朝鮮半島配備問題が解決することを願うと述べた。会談に同席した同党の関係者が明らかにした。 韓国の政府当局者などによると、韓中両国は来年上半期の習氏の国賓訪問を検討しているとされる。 邱氏はこの日、離任のあいさつのため国会を訪れた。 邱氏は野党「民主平和党」の鄭東泳(チョン・ドンヨン)代表とも会談し、米朝関係の緊張が高まりつつあることと関連し、非核化交渉で北朝鮮がまず非核化の措置を取ったが、米国は何も与えていないとし、「米国が対北朝鮮制裁に対して頑強な態度を見せたため」と指摘した。 邱氏は2014年2月に駐韓中国大使に任命され、歴代で最も長く駐韓中国大使を務めた。
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