インフルエンザの予防接種を受ける子ども(資料写真)=(聯合ニュース)
インフルエンザの予防接種を受ける子ども(資料写真)=(聯合ニュース)
◇小学4~6年生の39% インフルエンザの予防接種せず 12月に入りインフルエンザの患者数が急増しているが、ワクチン無料接種の対象の12歳以下の子どもの26.5%はまだ接種を済ませていないことが分かった。特に小学4~6年生の39%は未接種のままだ。疾病管理本部によると、インフルエンザワクチン接種の統計作成が始まった9月から先月までの12歳以下の対象者の接種率は73.5%だった。年齢別の接種率は、生後6カ月~35カ月が86.1%、生後36~59カ月が80.1%と比較的高い方だが、生後60~83カ月が76.3%、7~9歳(小学1~3年生)が71.8%、10~12歳(小学4~6年生)が61.0%と年齢が高まるにつれ接種率が落ちた。◇最大野党「自由韓国党」 きょう院内代表選出 最大野党「自由韓国党」は9日、国会で議員総会を開き、国会運営を取り仕切る院内代表を選出する。院内代表選では姜碩鎬(カン・ソクホ)、兪奇濬(ユ・ギジュン)、金善東(キム・ソンドン)、沈在哲(シム・ジェチョル)の4議員が争う。院内代表の任期は来年4月の総選挙までの約5カ月間となる。◇2040年までの労働人口減少率 韓国が世界トップ 韓国の労働人口が今後約20年間で、世界で最も急減するとの見通しが出た。全体の人口は大きな変化がないが少子高齢化などの影響で経済活動人口が開発途上国はもちろん米国、日本や欧州諸国よりも早いペースで減少しており、成長潜在力に大きな負担となるとの懸念が出ている。世界貿易機関(WTO)が先ごろ発刊した「世界貿易報告書(World Trade Report)2019」によると、40年の韓国の人口は昨年と同じ水準を維持するが、労働人口は17%減少する見通し。◇文大統領がU2ボノさんと面会へ 平和へのメッセージに注目 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日午前、青瓦台(大統領府)で世界的ロックバンド「U2」のボーカルで社会運動家のボノさんと面会する。リーダーのボノさんは貧困や疾病をなくす取り組みを行う団体「ONE」を共同で設立し、貧困撲滅キャンペーンに積極的に参加。過去にはノーベル平和賞の候補として名前が挙がった。特に同じ民族の間での紛争を経験したアイルランドの出身ということで、文大統領との面会でも朝鮮半島の平和について意見交換するとみられ、注目される。
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