済州を訪れる観光客の増加傾向が続いている(資料写真)=(聯合ニュース)
済州を訪れる観光客の増加傾向が続いている(資料写真)=(聯合ニュース)
【済州聯合ニュース】韓国の済州特別自治道観光協会は2日、今年1~11月に済州島を訪れた観光客は前年同期比5.7%増の計1398万5000人だったと発表した。

 

 今年に入り1か月平均約127万人、1日平均約4万人が同地を訪れた計算だ。今月も観光客の増加傾向が続けば、今年済州を訪れる観光客は1500万人を突破する見通し。

 1~11月に済州を訪れた韓国人は1241万人で、前年同期比2.5%増加した。観光業界は、日本製品不買運動の影響で日本の代わりに済州を訪れた観光客が増えたと分析している。

 外国人観光客は158万人で、前年同期比42.1%増加した。中国人団体観光客が減少した一方で個人旅行客が増加したほか、東南アジアからの観光客の訪問が増えた。

 済州を訪れた観光客は2013年に初めて年間1000万人を超えて以降増加を続け、16年には1500万人を突破した。

 17年からは、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に反発する中国政府の経済報復措置などにより減少傾向に転じた。


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