李洛淵首相(資料写真)=(聯合ニュース)
李洛淵首相(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は25日、東京で開かれた韓日・日韓協力委員会の合同総会に寄せた祝辞の中で、「韓日両国が当局間対話の積み重ねと12月に中国・成都で開かれる韓日首脳会談を通じて新たな未来に向かう確固たる土台をつくることを期待する」と述べた。南官杓(ナム・グァンピョ)駐日大使が代読した。 李氏は「これから両国政府は本格的な懸案の解決に向けてさらに真摯(しんし)な協議を濃密に進めなければならない」との考えを示した。 先月の自身の「即位礼正殿の儀」への参列と安倍晋三首相との会談、今月4日にタイ・バンコクで行われた文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍氏の歓談について言及しながら「その後続いた当局間協議の結果として両国関係のいくつかの懸案が解決の糸口を見つけた」と述べた。 李氏は「今、世界の秩序は世紀的な転換期を通過している。韓日の指導者は両国が転換期をどのように受け入れ、その転換期後の未来をどのように準備するかを賢明に判断すべきだ」と強調した。 続けて、「両国の指導者たちが広く遠くを見据える視野で今日の両国関係を再定立しよう」と提案した。
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