国政懸案点検調整会議で発言する李洛淵首相=21日、世宗(聯合ニュース)
国政懸案点検調整会議で発言する李洛淵首相=21日、世宗(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は21日、政府世宗庁舎で開かれた国政懸案点検調整会議で、政府が発表した兵役代替服務制度改善策について「2022年から兵役資源が不足する中で、安全保障のためには代替服務人力の縮減が避けられない」と明らかにした。  代替服務は軍に服務する代わりに専門研究要員、産業技能要員、乗船勤務予備役、公衆保健医師など公益のために勤務する制度で、政府は1973年から代替服務制度を運営してきた。 李氏は少子化に伴う兵役人員の減少により、代替服務制度を維持できるか、現役服務と公平性が確保されるか、代替服務を行う専門人材は適材適所に配置され、成果を出せるかなどが問題だとして、専門家などの意見を聞いて改善策を設けたと説明した。 また、代替服務制度とは別に少子化による兵役人員の減少には根本的な対処が必要だとし、国防部の「国防改革基本計画2.0」に沿って各軍の改編を行うよう指示した。
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