サッカー韓国代表監督「韓国にはビルドアップ戦略が最も適切…さらに発展させる」

11月Aマッチ2連戦（レバノン、ブラジル戦）を終えたパウロ・ベント韓国代表監督が「韓国にビルドアップ戦術が最も適切だと考えている。さらに発展させていく」と述べた。

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　ベント監督が率いる韓国代表は20日午後、仁川国際空港を通じて帰国した。韓国代表は去る15日、2022FIFAカタールワールドカップ・アジア地域2次予選第4戦レバノン戦で0-0と引き分け、前日（19日）に行われたブラジル戦で0-3と敗れ、今回の日程を1敗1分で終えた。

　ベント監督は今回のAマッチ期間、得点がなかったという指摘に「最大限のチャンスを作ることが重要だ。ブラジル戦でもチャンスを作り、効率的にしようとした」とし、「（試合中にコーチ陣に）直すべき点を指摘し、試合中に起きる状況に対処するための指示をした」と話した。

　FIFAランキング3位で南米チャンピオン、ブラジル戦については「ブラジルは世界的な強いチームに圧迫もビルドアップも優れた」と述べながらも、「しかし試合中、私たちも良い場面が多かった。肯定的な面も多かったと思う」と評価した。

　選手構成など代表チームをめぐる批判があるという言葉に監督は「様々な意見があり得る。いずれも尊重する」とし、「11月の2試合だけ見ると、2つの試合で使用した戦術が異なり、選手構成も異なる。意見を述べることはできるが、私は違う意見を持っている」と述べた。

　今回のAマッチを通じて得た点について監督は「これまで通り今回の試合を分析し、どの部分が発展できるのかを見た」とし、「ブラジル戦の場合、W杯予選とは違う性格で、従って準備も違った。国家代表チームの場合、練習期間が短いため、最大限効率的に、最大限発展するようにしたい」と誓った。