産業通商資源部の兪通商交渉本部長(資料写真)=(聯合ニュース)
産業通商資源部の兪通商交渉本部長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長(次官級)は19日、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の駐韓大使との懇談会をソウル市内で開き、韓・ASEAN特別首脳会議(25~26日、釜山)を成功させるため各国に協力を呼び掛けた。

 兪氏は韓・ASEAN特別首脳会議を機に韓国とASEAN諸国の企業間交流の場を設けると説明。実質的な成果を生み出すための最高経営責任者(CEO)サミットや革新成長の発表会、貿易投資展なども準備していると紹介した。

 また、韓国やASEANなどが参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)について、ASEANのリーダーシップ発揮に謝意を伝えるとともに、RCEPが来年署名に至るよう寄与を求めた。ASEAN加盟国すべてが参加するRCEPが発効すれば、ASEANなどとの協力強化を目指す韓国政府の「新南方政策」が本格化し、韓国とASEANが共存、繁栄する土台になるとも強調した。

 兪氏は「韓国とASEANは30年の知己」としながら、「韓・ASEAN特別首脳会議の成功により新たな30年が開く転換点になるよう、努力と関心を注いでほしい」と述べた。


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