韓国国防部で開かれたSCMで握手を交わす鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官(右)とエスパー氏=15日、ソウル(聯合ニュース)
韓国国防部で開かれたSCMで握手を交わす鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官(右)とエスパー氏=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】エスパー米国防長官は15日、失効期限が迫っている韓国と日本の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「有事の状況を考える際、韓米日が効果的かつタイムリーに情報を共有するため重要だ」として、協定を維持するよう求めた。ソウルで開かれた韓米定例安保協議(SCM)後の共同記者会見で述べた。 エスパー氏は「GSOMIAの終了や韓日関係の対立継続で得をするのは中国や北朝鮮」として、「共通の脅威や挑戦課題に共に対応できるよう、われわれの関係を正常な軌道に戻すべきだ」と強調した。 韓国は日本が7月に断行した対韓輸出規制強化措置により、両国の安全保障上の信頼関係が損なわれたとして、8月にGSOMIAの終了を決定した。このため今月23日に失効する。日本はGSOMIAの維持を求めているが、韓国は輸出規制強化措置の撤回が必要との立場を崩していない。
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