韓国軍合同参謀本部で開かれた歓迎式典で敬礼する朴氏(右)とミリー氏=14日、ソウル(聯合ニュース)
韓国軍合同参謀本部で開かれた歓迎式典で敬礼する朴氏(右)とミリー氏=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍と米軍の制服組トップが出席する第44回韓米軍事委員会(MCM)が14日、ソウルで開かれた。

 

 韓国からは朴漢基(パク・ハンギ)合同参謀本部議長らが、米側からはミリー統合参謀本部議長やデービッドソン・インド太平洋軍司令官、韓米連合軍司令部のエイブラムス司令官(在韓米軍司令官兼務)ら17人が参加した。

 委員会の結果は15日にソウルで開かれる韓米定例安保協議(SCM)に報告される。

 委員会では北朝鮮軍の動向や韓米連合防衛態勢を確認。米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に向け、8月に実施した韓国軍の初期運用能力(IOC)の検証結果について議論した。

 また、米側は23日に失効する韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の維持や、在韓米軍駐留経費の韓国側負担増額の必要性を強調したようだ。韓国側はGSOMIAの終了決定を見直すためには日本が先に対韓輸出規制強化措置を撤回する必要があるとして、米側に積極的な役割を果たすよう要請したようだ。


Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0