主要10企業グループのうち、株式時価総額が年初から最も多く増加したのはサムスングループだった(コラージュ)=(聯合ニュース)
主要10企業グループのうち、株式時価総額が年初から最も多く増加したのはサムスングループだった(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の主要10企業グループのうち、株式時価総額が年初から最も多く増加したのはサムスングループだった。SK、現代自動車グループも増加したが、残り7グループの時価総額は減少した。なかでもロッテグループの減少額が最も大きかった。 金融情報を提供するエフエヌガイドによると、10月31日時点でサムスングループの時価総額は434兆8730億ウォン(約41兆円)と、年初から68兆1924億ウォン(18.6%)増加した。16銘柄のうち9銘柄が増加した。 株価がボックス圏を抜け出せないでいる中、サムスングループの中核であるサムスン電子がグループの成長をけん引した。10月末の時価総額は300兆8770億ウォンで年初から69兆5480億ウォン(30.1%)増加した。サムスン電機(13.0%増)と第一企画(11.0%増)も2桁伸びた。 SKグループの時価総額は年初から12.1%増の120兆9975億ウォン。半導体大手SKハイニックスが59兆6962億ウォンと年初から35.3%増加した。一方、石油化学部門が不振に陥っているSKケミカルは31.3%減少した。 現代自動車グループは86兆2563億ウォンで年初から9兆2419億ウォン(12.0%)増えた。現代ウィア(43.8%増)、起亜自動車(29.7%増)、現代モービス(26.0%増)など自動車、自動車部品の主要9銘柄で増加した。ただ、現代ロテム(39.8%減)、現代製鉄(27.7%減)、現代建設(19.1%減)の減少が全体を押し下げた。 LGグループは79兆9156億ウォンで年初から1.2%減少。時価総額ランキングで3位から4位に後退した。 ロッテグループは20兆8391億ウォンで5兆6879億ウォン(21.44%)減り、10グループのうち最も減少額が大きかった。卸・小売りと食品の不振でロッテショッピング、ロッテフード、ロッテハイマート、ロッテ持ち株などが3割以上減少した。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0