記者団の質問に答えるスティルウェル米国務次官補=6日、ソウル(聯合ニュース)
記者団の質問に答えるスティルウェル米国務次官補=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国を訪問中のスティルウェル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は6日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議が開かれたタイ・バンコクで4日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相が歓談したことについて、「(韓日)両国関係を注視している中、明るいサインだ」との見解を示した。韓国外交部で康京和(カン・ギョンファ)長官、趙世暎(チョ・セヨン)第1次官との面会を終えた後、記者団に語った。 韓米関係に関しては、「これまで繰り返してきた通り、韓米の関係と同盟はインド太平洋地域の平和と安全保障のリンチピン(要)」とし、タイでの議論により一層強化することができたと述べた。スティルウェル氏は2日にタイで韓国外交部の尹淳九(ユン・スング)次官補と会談し、米国のインド太平洋戦略と韓国の「新南方政策」が共通する部分を確認し合い、協力も含めた文書を取りまとめたことに言及しながら、互いの関心事と潜在的な協力分野を把握することは重要との認識を示した。 一方、スティルウェル氏がこの日康氏と趙氏に対し、23日に失効する韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について韓国政府の再考を促したかどうかは確認されていない。協議があったかとの記者団の問いにスティルウェル氏は答えなかった。 同氏は青瓦台(大統領府)関係者と面会した後、午後に国防部でチョン・ソクファン国防政策室長と会う予定だ。
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