2018年11月17日、パプアニューギニアで開かれたAPEC首脳会議に出席した文大統領(右)と安倍首相=(聯合ニュース)
2018年11月17日、パプアニューギニアで開かれたAPEC首脳会議に出席した文大統領(右)と安倍首相=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)はチリが来月に予定していたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催を断念すると発表したことについて、「今後の状況を見極めたい」との立場を示した。青瓦台は文在寅(ムン・ジェイン)大統領が来月13~19日、チリとメキシコを訪問すると発表していた。

 文大統領のチリ訪問は中止になる見通しだ。ただ、13~14日に予定しているメキシコ公式訪問は取り消しが困難で、中南米歴訪日程をどう調整するか注目される。青瓦台はまだ正式な立場を発表していない。

 APEC首脳会議にはトランプ米大統領や中国の習近平国家主席、安倍晋三首相らが出席する予定だった。

 チリでは地下鉄運賃の値上げに端を発した大規模なデモが続き、治安が不安定となっている。


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