公開討論会で発言する李次官(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
公開討論会で発言する李次官(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の李泰鎬(イ・テホ)第2次官は米ニューヨークで29日(米東部時間)、国連安全保障理事会の女性と平和、安全保障に関する公開討論会に出席し、紛争下の性的暴力への対応など国際社会の関連議論に積極的に加わるとの立場を表明した。特に、旧日本軍の慰安婦問題を念頭に「(韓国は)慰安婦被害者の名誉と尊厳を回復し、この問題を歴史的教訓とする努力を続けていく」と述べた。

 李氏はあわせて、紛争解決の過程における女性の参加拡大、紛争下での女性・女児の保護などに各国が一段と努めるべきだと促した。

 安保理は2000年に女性・平和・安全保障に関する決議第1325号を採択して以降、毎年1~2回の公開討論会を開いて関連議題の履行状況や今後の計画を話し合っている。今回は安保理を構成する15カ国をはじめとする約70カ国が出席した。


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