起亜自動車の本社(資料写真)=(聯合ニュース)
起亜自動車の本社(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の起亜自動車が24日に発表した7~9月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比148.5%増の2915億ウォン(約270億円)、売上高は7.2%増の15兆895億ウォン、当期純利益は9.4%増の3258億ウォンだった。  営業利益は前期比では45.4%急減。現代・起亜自動車が製造するエンジン「シータ2 GDi」の欠陥に伴うユーザー補償プログラムなど、品質関連費用として3100億ウォンが販売管理費に反映されたことが響いた。 7~9月期の世界販売台数は前年同期比0.6%増の69万1151台を記録した。韓国国内販売は4.3%増の13万2447台、海外販売は0.2%減の55万8704台だった。 起亜自動車の関係者は「世界的な貿易摩擦と主要地域の政治・経済的不安定が続き、全体的に市場需要が低迷した」としながら「こうした環境でも、高収益の新車販売拡大や為替の影響などで業績が改善した」と説明した。
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