サムスン物産(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン物産(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本の格付け会社、格付投資情報センター(R&I)がこのほど、韓国・サムスングループの主要企業、サムスン物産の発行体格付けを従来の「Aマイナス」から「A」に上方修正した。 R&Iはサムスン物産の建設事業が海外プロジェクトと関係企業からの工事受注を中心に収益力を高めており、商社事業のリスクも限定的と判断した。格付けの方向性は「安定的」。 同社が同じサムスングループの第一毛織と合併した2015年には「Aマイナス、安定的」だったが、18年は「Aマイナス、ポジティブ」に方向性が引き上げられ、今回は発行体格付けが1段階上がった。 サムスン物産は格付け引き上げが日本をはじめとする海外事業と資金調達にプラスになると期待する。 業界関係者は「サムスン物産は最近バングラデシュの大型複合火力発電所工事を落札し、サムスン電子の半導体生産ライン建設工事を受注するなど、好材料が相次いでいる」と説明した。
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