ロシアのTU142哨戒機(資料写真)=(タス通信=聯合ニュース)
ロシアのTU142哨戒機(資料写真)=(タス通信=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ロシアの軍用機6機が22日午前、韓国防空識別圏(KADIZ)に入り、韓国空軍の戦闘機10機が緊急発進した。韓国軍合同参謀本部が発表した。 KADIZに入ったロシア軍機は早期警戒管制機A50が1機、SU27戦闘機が3機、TU95爆撃機が2機だった。 ロシア軍機がKADIZ内に入っていた時間は計約3時間で、爆撃機2機は約2時間10分間、KADIZ全域を飛行した。ただ、韓国の領空は侵犯しなかった。 韓国軍はロシア軍機がKADIZに接近したことを受け、主力戦闘機のF15KやKF16など10機を緊急発進させ、警告通信を送った。 合同参謀本部は「ロシア軍機がこの日、KADIZに進入した回数は合計4回」とし、今年全体では計20回と説明した。 韓国国防部はロシア側に電話で強く抗議し、再発防止を求めたという。
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