韓・ASEAN特別首脳会議の成功を願うとともに、同会議に対する自治体や国民の関心を高めるために企画された「韓・ASEAN列車」の解団式が18日にソウルで開かれた。あいさつを述べる外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官=(聯合ニュース)
韓・ASEAN特別首脳会議の成功を願うとともに、同会議に対する自治体や国民の関心を高めるために企画された「韓・ASEAN列車」の解団式が18日にソウルで開かれた。あいさつを述べる外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・釜山で11月に開催される韓・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議に先立ち、文化分野の交流と協力の強化のための韓・ASEAN特別文化相会合が今月23~24日に光州・国立アジア文化殿堂で開かれる。 会合では「人中心の平和と共生繁栄の未来共同体実現」に向けた協力策を模索する。未来共同体は2017年の韓・ASEAN首脳会議で韓国が発表した新南方政策(ASEANやインドとの経済協力強化を目指す政策)のビジョンで、韓国とASEANが共に築き上げる人(People)、平和(Peace)、繁栄(Prosperity)の共同体を意味する。 相互文化理解、共同創作、文化芸術機関の協力強化、文化産業分野の交流、文化遺産の保存・活用などさまざまな分野での幅広い協力のための方策も議論される。 韓国文化体育観光部は、新南方政策の課題の一つである韓・ASEAN双方向文化交流の拡大に向けた多様かつ具体的な文化分野の協力事業を提案する予定だ。 会合の結果は24日に共同声明を通じ公開される予定だ。 23日には付帯行事として韓・ASEAN文化観光フォーラムや、韓国とASEAN10カ国の伝統楽器によるアジア伝統オーケストラの公演も開かれる。 韓国政府は特別文化相会合が韓国とASEANの文化交流・協力を強化する画期的な契機になると期待している。文化体育観光部関係者は「会合で韓国とASEANが文化協力のパートナーとして発展するよう積極的に意見を交換し、未来の世代のための協力基盤を設ける計画だ」と話している。
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