国会前で開かれた検察改革を求める集会=19日、ソウル(聯合ニュース)
国会前で開かれた検察改革を求める集会=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で文在寅(ムン・ジェイン)大統領側近のチョ国(チョ・グク)氏が法務部長官を辞任してから初めての週末を迎えた19日、ソウル都心では検察改革や政治家・政府高官らの不正を捜査する「高位公職者犯罪捜査処」(公捜処)の設置などを求める集会が開かれた。一方、チョ氏を巡る一連の疑惑を受け、文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判する集会も行われた。 検察改革などを求める集会は検察庁庁舎近くで開催されてきたが、今回は場所を変更し、国会議事堂前で開かれた。主催者側は「公捜処の設置法案、検察と警察の捜査権調整法案などの審査期間が到来し、法案が迅速に処理されることを望む国民の意思を伝える」と集会の趣旨を説明した。参加者らは集会終了後、行進を行った。 国会前では保守団体などが文大統領の弾劾やチョ氏の逮捕などを求める集会も開催した。 また、検察庁庁舎付近や光化門広場などソウル市内の各所でも集会が行われた。最大野党「自由韓国党」は光化門広場で集会を開き、文政権の経済や安全保障政策の見直しを求めた。
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